4月に入りBMWグループが2022年第1四半期の世界新車販売の売上げを公表しました。
グループ全体の売上げは6.2%減、BMWブランドの7.3%減とどちらも2年ぶりに前年度の実績を下回っているなかで、注目すべきは新型4シリーズ(クーペG22、グランクーペG26)の販売台数のみ前年同期と比較して2倍増の売上げと伸びている。
やれデカ鼻グリルとか、中国相手のデザインとかあれだけ批判を浴びていたのはいったいなんだったのか?
ずっと未だに4シリーズのフロントデザインに批判する奴らに見せてやりたい!!
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BMWは日本市場も中国市場も売上げは前年割れ

4シリーズのあの強烈なグリルについて文句を言っていた奴らの意見に多くあったのは、中国市場を意識したデザインではないかととの噂があったため「どうせ中国人が買ってるんだろ?」と思っている人もいるかと思うが完全にその意見を覆す数字が出ています。
今回の2022年第1四半期の世界新車販売の台数を見る限り、中国市場でもBMWブランドは前年同期比は9.2%減っており、
日本も第1四半期(2022年1月~3月)だけで7579台を販売しているものの前年同期比は23.2%も減っており2年ぶりに前年実績を下回っています。アジア全体でも、7.9%減っています。
そんな中でも4シリーズのみ売上げが2倍も増えているという事は、あれだけ批判が多くあったにも関わらずカッコイイと思って新車から購入する人たちがたくさんいたことに他なりません!!
世界市場が後退する中アメリカだけ2年連続プラス
ドイツ本国を含むヨーロッパ全体の売上げをみても、7.8%減と落ち込んでいますが、アメリカでは前年同期比3.7%増とBMW人気はここ2年間の間にずっとプラスに転じています。
もしかしたらこのアメリカの売上げが4シリーズの売上げアップに貢献したのかもしれません…。勝手な妄想ですけど。
4シリーズのクーペが日本で発売開始されたのが2020年の11月後半であり、約1年経過して4シリーズのグランクーペがデリバリー開始されたのが、2021年9月ですから、第1四半期1~3月の間のみの売上げ台数の数字となるとちょうど新車発売に近かったこともこの数字になったのだと思いますが・・・。
あれだけ4シリーズのあの個性的なグリルに対して批判していた人達に言いたい、これが世の評価だと!!
僕と同じように4シリーズをカッコイイと思っていた人は自分の感性に自信を持って堂々としていてほしいものです!