BMWG20、G21のコーディングメニュー一覧のご紹介をするとともに、DIYで自分でコーディングを行うための方法や、ディーラーや街工場でやってもらった際の料金などをまとめてみました。
目次
コーディングをDIYで自分でする方法
BMWG20、G21も近所でもけっこう目にするようになってきました。(と、同時にかなりのF30、1世代前の旧3シリーズはめちゃ見るようになってきました。)このページを見てコーディング変更でどれくらいの予算で何が出来るのか知るだけでも夢が広がって、オーナーさんのG20、G21がさらに愛着が湧くようになるかもです。
さて本題です。
BMWG20およびG21のコーディングをDIYでやりたい人は、出来る限り出費を抑えたいのが本音でしょうが、何も準備しないで車だけで行うことは実はできないんです。
DIYで自分でコーディングするにはG20、G21に適合したコーディングソフトが必要です。
DIYでお金かけないで自分でやりたいという人は以前のF30世代と比べるとそう、多くはないと思っています。
例えるなら前期型はデイライトが標準ではなかったので、それだけのコーディングで満足する人も多くいたのでコーディングソフトは大人気でしたがG世代になり、多様化された自動的に作動るものの設定変更もしくはオフにするために行うのが主になってきていると思います。
DIYでコーディングすることのメリット
ディーラーなどでコーディングを依頼すると、コーディング1項目に対していくらという値段設定になるため、変更したい項目が多い場合や、後でデフォルトに戻したいときなど再度費用が必要になったりします。
が自分でソフトを購入してコーディングすると、通常コーディング項目ならば全部やってもソフト代のみ!
しかも何回やってもOK!すなわち初期投資だけでOKということです。
BMW G20,G21用コーディングアダプター
今BMWをコーディングするのに優れているのはBimmerCodeのアプリです。
車にセットするBimmerCodeに対応したアダプタ本体だけ購入すれば、
公式BimmerCodeのホームページからアプリをダウンロードするだけで使用できるようになります。スマホからコーディングが行えます。
アダプタは各メーカーから出されいます。アプリはiphoneとandroidどちらにも対応しています。
BimmerCode for BMM対応 OBD アダプタ
BimmerCodeのエキスパートモードとは
後で説明しますコーディングメニューの項目よりも、もっと詳細に行えるコーディングが存在します。それは本来はディーラーなど専門職の人が行うものですが上記でおすすめしたBimmerCodeではそれが可能になっています。
その機能がBimmerCodeのエキスパートモードと言われる通常よりもより詳細なコーディングが可能になる機能ですが、この機能自体は日本語サポートが行われておらず、
BimmerCode自体も「専門知識を有するユーザー向けの操作モードであり、操作を誤ると車両に重大な損害を与える恐れがあります。」としているため自分でエキスパートモードで操作するのはおすすめしません。
ディーラーでやる場合の工賃
先述したとおり、自分でDIYで行うためにコーディング用のアダプタを購入してアプリをダウンロードすれば費用は安くは収まりますが、手間と時間が必要になってきます。
ちなみにディーラーや輸入車専門の工場でコーディングを依頼した場合、
1項目につき3,000円~7,000円
くらいかかります。(けっこう高額w)
価格はディーラーによってまちまちです。当然コーディングで変更した後に元に戻すときにも同じ料金が発生していまいます。
コーディングメニュー一覧
PDC(パーク・ディスタンス・コントロール) | アクティブサウンドデザイン |
---|---|
PDCが自動的にOFFになる走行距離および自動的にOFFになる車速 | ※装備車のみ 有効化または無効化する |
ウインドウ/ドア | ウエルカムライト |
下記の項目 エンジン作動中ドアロック時に鳴るホーンを有効化または無効化 ドアオープン時ウィンドウリフター遮断を有効化または無効化 自動ロックまでの時間設定 |
ウェルカムライト起動を有効化および無効化 |
エアコン | オーディオ |
オートモードの設定 内気循環モードの有効時にエアコン使用 空気循環設定メモリの設定保存の有無 自動内気循環の有効化および無効化 |
後退時のリバース連動ゴング音 起動時の最大ボリューム |
オート(アイドリング)ストップ/スタート機能 | シートヒーター |
機能自体を有効化または無効化 前回使用した際の機能設定の保存を有効化または無効化 |
シートヒーター/クーラーの設定メモリ保存期間 |
シートベルトリマインダー(警告音と表示) | ディスプレイオプションiDrive |
エンジンスタート後の初回シートベルト警告音を起動および解除 助手席シートベルト警告音・警告表示を起動および解除 運転席シートベルト警告音・警告表示を起動および解除 |
iDriveのタイヤ空気圧管理の表示値 ※センサーが装備されている車種のみ ボリューム操作時に表示されるボリュームポップアップを有効化または無効化 |
デイライト | テールゲート |
こちらは標準でONになっているため。コーディングでいじらなくてもidrive設定画面にて操作が行えます。 |
ロックを解除した後にのみテールゲートを開くのを無効または有効 ※テールゲートは、リモコンで車のロックを解除した後にのみ開くことができます。車内のiDriveシステムの設定では、テールゲートボタンに「テールゲート」を選択する必要がありますのでご注意ください。 トランクリッド・オープン遅延設定 |
ドラビングモード | ビデオ |
デフォルトのドライビングモードを変更 デフォルトはコンフォートに設定されています。 |
USBストレージメディアからのビデオ再生を有効化 ※元に戻すには、バックアップが必要 Video in Motionを有効化 |
ブレーキフォースディスプレイ | ミラー |
ブレーキフォース・ディスプレイ起動ブレーキ力(減速力)設定変更 ブレーキフォース・ディスプレイを起動する車速設定変更 |
オートミラーチルト(後退時に連動する左右ミラーの自動斜角変更機能)の有効または無効およびミラー角度が行えますが、これもidrive画面から変更可能です。 |
ライト関係(フォグやレインセンサー等) | リヤビューカメラ |
ロック解除確認音 | ワンタッチターンシグナル |
レインセンサー | 表示オプション インスツルメントクラスタ |
燃料警告灯 | 警告の表示と音 |
元に戻すためにはバックアップが必要 |
後方は説明を簡略化しています。