BMWジャパンは10月14日に3シリーズ(G20,G21)、4シリーズ(G22,G23)などの65車種のグレードにおいてフロントレーダーセンサーに不具合があるとして、国土交通省に届け出が出されました。
目次
不具合の内容
今回届け出がされた不具合の箇所はフロントレーダーセンサー(FRS)です。
内部電子制御ユニットのプログラムが不適切なために、前方の「自転車(チャリンコ)」を感知できず走行中に衝突被害軽減ブレーキが作動しない恐れがあるとして、
対象全車種にフロントレーダーセンサー(FRS)の電子制御ユニットを対策プログラミングへ書き換える改善策が届けられました。
リコール対象車
このブログなので、3シリーズ、4シリーズメインで情報をお伝えしていますが、
今回のリコール対象は3シリーズから、4,5,7,8シリーズにも及ぶ、2019年2月27日~2021年7月30日に製造された8730台が対象になっています。
この期間に製造された車種をお持ちのオーナーさんで、ご心配な方は下記に国土交通省の一覧表のリンクを貼っておくのでこちらから、自分の車が含まれているかどうか確認してみてください。
【関連情報】
改善対策届出一覧「国土交通省」PDF
正規ディーラーでご購入の場合は、BMWジャパンとニコル・レーシング・ジャパンから正式なリコール対応の書面が届くはずです。
それが届くまで待っておいても大丈夫です。
これまでのリコールの経験上、手元にリコール対応の書類が届いたら各担当のディーラーに連絡すれば対応してくれる流れになると思います。
この不具合による事故報告は?
このフロントレーダーセンサー(FRS)の不適切プログラミングによる事故は今のところ起きていないので、
これまでの経験上、今までにもF世代からあったリコール同様に、”事故を未然に防ぐため”の改善策なので、それほど急を要するものではないと考えられ心配する必要はないかと思います。
それよりもこうして日本中に出回っているBMWの対象車すべてにおいて改善が行われるようなしっかり購入後のゆーざーをサポートしてくれるブランドの車に乗っていること自体が素晴らしいことだと思って誇りに思うべきでしょう。