私が自分の4シリーズクーペを購入したときにディーラーの担当者からidriveなどの車載ソフトウエアは「自動で更新される」という話は聞いていました。内部のシステムの改善とかナビ情報を最新のものに更新したりするものだと聞いていました。
このたび最新のヴァージョンになったオペレーティングシステムが「リモートソフトウェアアップグレード」と呼ばれる無線アップデートの方法で全世界のBMWユーザーに行われるそうです。

目次
BMWリモートソフトウェアアップグレード
今回BMWが正式に発表してきた車載ソフトウエアのBMWオペレーティングシステムのヴァージョン7(OS7)
この最新のデジタルシステムが無線アップデートにて全世界の200万台を超えるBMWが一新される予定になっています。
内燃エンジン車から順番に、プラグインハイブリッド(PHV)、EV車の順に現在世界中にある250万台以上のBMWにアクセスされと見込まれています。
本国ドイツからアップデートが行われ、その後順次世界中にいきわたる予定になっています。2021年以内に全世界のBMWが完了する予定だとされています。
「My BMWアプリ」ユーザーから優先的に
My BMWアプリが接続されている(接続できる)車は、リモートソフトウェアアップグレードの開始から2週間の間、優先的にダウンロードできるそうです。
その後他の車両に直接アクセス、自動でダウンロードが行われるようです。
「My BMWアプリ」の設定
My BMWアプリを開いて、最初の画面の下半分くらいの【情報】のタイトルの右上にある「設定」をタップ
すると【車両設定】の画面に移り、画面の左上に「REMOTE SOFTWARE UPGRADE」と書かれていると思います。
そこで、「自動ダウンロード」と、「WiFi経由のみでダウンロード」の項目が【オン】になっていればOKです。
何もさわったことがなければデフォルトで【オン】になていっますが、一度確認しておいてもいいでしょう。
BMWオペレーティングシステム7(OS7)の中身
今回無線でアップデートが施されるBMWオペレーティングシステム7(OS7)の主な内容は下記の通り。
先進運転支援システム(ADAS)の機能強化
センターラインのない狭い道路においても、車線逸脱警報の性能が引き上げられます。たたでさえG世代になってレーンアシストの性能がこれまでの非じゃないくらい優秀になったのを感じていましたが、「センターラインのない狭い道」でもそれが可能になるとか、もう私たちの次元を超えています。
BMWマップス
RTTIと呼ばれるリアルタイム交通情報から交通情報データをより総合的に搔き集め、到着時間などをより正確に予測できるようになるそうです。
これらの他にもドライバー検出機能の強化や、M3とM4だけの新しく開発された「Mサウンドコントロール」などが追加されるようです。