出典: carview
フランクフルトモーターショーでBMWは4シリーズのコンセプトカーを発表した。
近未来的なデザインを世に送り出す【ヴィジョン】とは異なり【コンセプト】と名打たれた通り、これは2020年に登場予定の次期新型4シリーズということになる。
これまでは4シリーズは3シリーズから派生したクーペとしての位置づけであったが、このデザインを見る限りもはや3シリーズの派生型ではなく完全に独立したセダンとは異なる明らかにクーペとしてデザインされたものになっていること見て取れる。
目次
コンセプト4の特徴
出典: AUTOCAR
特徴的なのはまず目に飛び込んでくる大型化されたキドニーグリルだ!
これにはさすがに賛否両論ネット上でもさまざまな声が飛び交っているが、
「カッコ悪い!」、「なにこのデカ豚鼻」などなど批判的な声のほうが多い。4シリーズの最大の売り文句であるスポーティーさ(ダイナミックさ)とエレガントさの融合から、なんというか、エレガントさとは程遠いオラオラ系の顔になった感は否めない。
あまりにも個性が強すぎて受け入れてもらえるまでには時間がかかりそうだが、もう大分前からBMWのヴィジョンカーのラフスケッチやオマージュモデルの画像はピンタレストなどのネット上では出回っていたので自分的には「ここで来たか」という感じであった。
ピンタレストで以前に見ていたBMW3のオマージュ
出典: Pinterest
ピンタレストで以前に見ていたBMW3.0 CSL オマージュR
出典: carwatch
非常に個性的なグリルをしていて威圧感がすごい。これは好き嫌いが分かれそうだ。自分的にはそれほどカッコ悪いとも思わないが、なんせ日本でこれに大きな長方形のナンバープレートが付いた時を想像したら・・・ちょっと微妙な気もする。
ただしこれを考慮してか、発売時には現行の新型3シリーズのような扁平なグリルもオプション(別料金40万円程度)で変更も可能になるという話もある。
クーペ特有の流れるようなサイドビュー
出典: carview
クーペ好きにはたまらない魅力の一つがこのサイドビュー。ロングノース&ショートデッキと言われているが以前にどこかで見たマツダヴィジョンほどフロントは長くなくバランスが取れている感じ。
現代彫刻を彷彿させるサイドパネルは好印象。BMW伝統のホフマイスター・キンクはなくなっている。
足回りは21インチの10スポークホイール。
リアビュー
出典: carview
これはカッコイイ☆彡!!
まさに現行4シリーズのさらに上を行く上質なスポーテイさとエレガントさの高次元での融合が行われた処理が伺える。
スポイラーがリアエンドと一体化されて左右のエアアウトレットがスポーツカーであることをアピール。
L字を配したLEDコンビネーションライトの形も現行6シリーズのそれに似た高級車の質感が漂う。
まとめ
次は4シリーズにしたいと思っていた自分にとって期待が高まる。あとは価格の問題と本当に出てきた時のデザインだな。
現行モデルよりも価格が上がりそうな気がしている。その行方やいかに…。