BMW新型3シリーズツーリング発売開始!価格を超越したビーエムワゴンの価値観

BMW3シリーズツーリングワゴン画像
出典: BMW公式3シリーズツーリングイントロダクション

9月26日から日本でもデリバリーが開始された模様。
今年の初夏6月に新型3シリーズツーリングが発表されてから、わずか3ケ月余りで注文から納品までが開始された格好になる。

先代のF30/F31と並ぶコードネームはG21となる。(セダンはG20)

若干のサイズアップ

BMW3シリーズツーリング画像
出典: BMW公式3シリーズツーリングイントロダクション

新型の3シリーズツーリング(G21)はセダン(G20)同様に若干のサイズアップが図られています。先代のツーリングワゴンF31と比較すると全長が76mm長くなり、全幅が16mmワイドに、車高が8mm高く、ホイールベースも41mm伸び室内ともに広く大きくなった印象を受けます。

新型に織り込まれた先進技術

さらに機能面でも新しいものが盛り込まれています。

BMW オペレーティングシステム 7.0

BMW3シリーズツーリングデジタルコックピット画像
出典: BMW公式3シリーズツーリングイントロダクション

デジタルコックピットという概念で、運転するものに対して必要な情報を適切なタイミングで伝達することを目的にとしたディスプレイと操作のしやすさを追求した新しいコンセプトに基づいて装備されています。

ステアリングホイール上での操作はもちろん、タッチ操作に対応したディスプレイや音声コントロール、さらにはメーターパネル状に
iDrive上の情報を投影させるヘッドアップディスプレイも装備されました。
※ヘッドアップディスプレイはオプション装備
BMW3ツーリングヘッドアップディスプレイ画像

BMWインテリジェントパーソナルアシスタント

AIが活用された音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスを可能にする音声アシスタント機能のこと。

新しいパーキングアシスト

以前のそれとは異なる新しいパーキングアシストはアップグレードの8シリーズから採用されているリバースアシスト機能を取り入れた同じものが取り付け可能になっています。(グレードによってはオプション装備)

このリバースアシスト機能とは、直前に前進したコースを最大50mまで記憶。その同じルートをバックで正確に戻ることができるという優れもの。

330iには2.0ターボ搭載

330iには直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンが搭載されています。
スペックは、最大出力が258hp/5000~6500rpm、最大トルクが40.8kgm/1550~4400rpm。走りを重視して思う存分楽しみたい人向けといえる。

販売価格

BMW3シリーズツーリングカタログ画像
出典: BMW公式3シリーズツーリングイントロダクション

気になる販売価格をまとめてみました。

表示価格は車両本体のみの価格です。オプションや購入時にかかる、消費税、自動車税等は含まれておりません。

新型BMW3ツーリング(G21)価格一覧
モデル ミッション 車両本体価格
320i SE ツーリング 8速AT 4,940,000円
320i ツーリング 8速AT 5,670,000円
320i ツーリング M Sport 8速スポーツAT 6,190,000円
320d xDrive ツーリング 8速AT 6,140,000円
320d xDrive ツーリング M Sport 8速スポーツAT 6,660,000円
330i ツーリング M Sport 8速スポーツAT 6,690,000円
M340i xDrive ツーリング 8速スポーツAT 10,050,000円

選択できる標準装備

ボディカラー
先代のBMW3シリーズでは定番!?だったアルピンホワイトのソリッドカラーからメタリックカラーまで5種類のエクステリアカラーは標準で追加料金なしで選択できます。

ツーリング発表時からカタログにも掲載されているグレーのカラーリングはBMWインディヴィジュアルのC36ドラバイトグレーで、追加料金172,000円(税込み)で可能…(苦笑)。ちょっと考えますね(笑)ボディカラーでこの値段。ほかにもフローズンダークグレー(マッとカラー)など今流行のグレー系が目立ちます。フローズンダークグレーは45万!!!

ちなみに※マットボディカラーは表面の光沢を抑えた特殊な仕上げとなっており、特別な取り扱いが必要となります。”とオプション装備カタログに書かれていました。いくら流行カラーといってもボディカラーで45万円w・・・いらないかも。

ほかにも6種類のペイントがオプションで選択可能。
インテリアカラー
標準で選択可能なのは2種類のファブリックと5種類のレザーと、5種類のインテリア・トリムが好みで選択可能。
購入するグレードによって選択できる項目が制限されています。

もちろんエクステリア同様に、追加オプションを付加すれば10種類のBMWインディヴィジュアルのシートカラーと4種類のトリムからーから選択も可能になっています。

おすすめのオプション装備品

パーキング・アシスト・プラス
トップ・ビュー+3Dビュー、サイド・ビュー・カメラ、アクティブPDC/パーク・ディスタンス・コントロールなどを付加する
価格は68,000円(税込み)

地上デジタルTVチューナー
12セグ/ワンセグ自動切替月チューナー。オプション価格は税込み137,000円

BMWヘッドアップ・ディスプレイ
idrive上の画面の情報がメーターパネル上部のフロントガラス下部に投影されるシステム。価格は151,000円。

電動パノラマ・ガラス・サンルーフ
(チルト&スライド、コンフォート・オープン/クローズ機能付)
なくても困りはしないが、あれば乗っているとき室内で非常に満足感を味わえる一級オプションの類。オプション価格は税込み206,000円

アルミホイール
こちらはぜひ余裕があれば標準装備と同じくらいの感覚でぜひ追加するべきオプション。タイヤとアルミのインチアップは新車購入時にしておくほうが後から自分でカスタマイズするよりも断然ハイクオリティで安く収められる。

19インチのM ライトアロイホイールダブルスポークスタイリング791Mを選択すると100,000円(税込み)。
BMWインディヴィジュアルのダブルスポークスタイリング793Iアロイも選択可能。

流行に流されないツーリングだけの魅力

近年国内だけでなく世界中でSUVが大人気でかつてのツーリングワゴンが全盛期だった時代は影を潜めてしまっいます。

ですがあまり日本車ではワゴンモデルがなくなってしまったことからかBMWをはじめアウディやメルセデス、VWといった輸入車のツーリングワゴンは街中でもよく見かけます。

流行はSUVとはいえ一定層に支持があることは確かで、その中でも最上級クラスに匹敵する3シリーズの新型ツーリング。
またしても人気車となる予感を感じずにはいられません。

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