このたびspyder7のカメラが捉えたのはドイツのニュルブルクリンクの高速コースでテストを重ねる次期M4のCSまたは、CSL(まだネーミングがは決まっていない)のスクープ映像でした。
CSLとはCoupe Sport Lightweight=クーペスポーツライトウエイトの略でBMWブランドの2ドアスポーツクーペのまさに頂点になる存在。
過去に登場していたM3(4シリが登場したのはF世代から)はCSであったので、歴史上このM4CSLが登場すると3世代前のE46ベースのM3CSL以来の19年ぶりのモデルとなります。
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M4との違い
ノーマルのM4でも凄いのにそれよりもはるかにワイルドになる印象の次期M4CSLは、大きくなったフロントスプリッターに加えて、大きめのリアトランクスポイラーにさらに大型になったリアディフューザー、デュアルエキゾーストパイプが見て取れます。
アルミはM3にも履かされていた幾何学的なデザインに見えるスポークパターンのブロンズの大口径アルミを履いている。このアルミホイール、カッコイイ☆彡
前回のテストがスクープされたときと比べると、サイドビューからカムフラージュが外れておりより露出が高くなった。
エンジンは3.0Lの直列6気筒ツインターボで510psを発揮します。
ライバルはポルシェ
今年の2月にポルシェから発表された911GT3の最大のライバルと目されています。
これには反論する声も聞かれますが、レースのGT3シリーズではお馴染みの対戦相手でありそれらも影響していると思われます。
911GT3のエンジンは自然吸気の4.0L水平対向6気筒エンジンで、次期M4CSLの予想されるエンジン出力と同じ510psを発揮する。
ただし911GT3の場合は想像の域を完全に脱しすでにデビューしており、その現存モデルは従来のものよりもトレッド幅を広く捕り大型タイヤを装着するなどしているのにもかかわらず車重は1435kgと軽量化されています。
一方現行発売されているM4は車重が1800kgもあり、ここからどれくらいまで軽量化されるかが注目されています。このことからもM4が単なるCSではなくCSL(ライトウエイト)となるとの見方が先行している理由でしょう。
またこれまでに出た2003年のM3CSLは薄いガラスのリアウィンドウやカーボンファイバー製のボディパネル(M4はルーフだけカーボン製)で構成されていたので軽量化を図る上でそのような技術が採用される可能性は高いです。
デビュー時期
発売開始時期は2022年のはじめごろと言われており、実際に生産が開始されるのは7月。デリバリーはさらに先と予想されます。
世界中で1000台程度の限定販売となりそうです。