BMWから先にプレーオーダーが開始されていた完全電気自動車のi4をさらにパワーアップさせたM50が新たにラインナップに加わりました。
BMWのラインナップの中で「M」の文字を与えられたグレードはBMWの「駆け抜ける喜び」をノーマルよりもさらに具現化したモデルになる。そのMを冠した完全電気時自動車のi4M50とは?
記事内引用画像すべて:THE i4 M50 /BMW
目次
電気とは思えない驚きのパワー
自分のようなおじさん世代には完全電気でスポーツカー!?みたいな、速く走れるイメージがまったく想像できなかった頭の固い人間はもうすごいしか言葉が出ない。
電気で544ps!! このパワーで4輪駆動となるxdriveが加わっています。
フロントとリアに分けて設けられた2基の駆動モーターはそれぞれが、フロント257ps。
リアが312ps
フルブーストモードで最大544psを発揮し、通常市街地を走る場合にはリアモーターの後輪駆動で走るが、それでも312psもあればガソリン車のパワーとなんら変わりないというか、それ以上です。
車体下層に配置された大きなバッテリーーは容量が80.7kWh。
DC急速充電:90kW使用の場合わずか10分足らず充電しただけで、BMW i4 M50は85km以上の走行が可能と発表されています。フル充電の場合で航続距離は521kmと発表されています。
先の記事でも取り上げた欧州での充電ステーションの拡大で、購入後最初の12ケ月の間はBMW CHARGING提携ステーションを使用して充電する場合、基本料金が無料となるそう。日本で購入した場合どうなるのでしょうか?
新車購入時に1年間基本料無料のIONITY Plusパッケージが付帯されるそうです。
マルチディスプレイの内装
最近の書く記事でよく自分が話題にするこのBMWカーブドディスプレイです。メーターパネルとナビなどのirive画面が一体化した大型のディスプレイです。
BMWよりも一足先に3シリーズや4シリーズとう同じセグメントのメルセデスのCクラスには採用されていましたが自分はあの丸みを帯びたでっかいタブレットが置いてあるだけのようなデザインが好きではなかたのですが、BMWのixから採用されたこのディスプレイは自分的にはありですね。
数種のボタンが露出していないぶん操作に慣れるまでは年の言った自分には時間が掛かりそうですけど、すっきりしたシンプルなダッシュボードは交換が持てます。
i4M50はサウンドにもこだわり
そしてこのi4M50には電気自動車のために特別にデザインされた独自のBMWアイコニックサウンドエレクトリックが標準装備されており、車内でエンジンサウンドを強烈に感じながら走行が可能になっています。
「スポーツモード」で走行中は巨大なパワーを明確に表現し、「コンフォートモード」控えめでバランスの取れた響きに変化し、「ECOモード」では音は無しに室内の静寂性を高めるように設計されています。
これとは別のものですが自分が試乗したことのあるM340iで体感しており、吹かして加速したときのサウンドはすこぶる気持ちが良く思わずアクセルをベタ踏みしたくなりますw
これは無くてもいいように感じるかもしれませんが、一度体感するとやっぱ走ってるときの高揚感の違いに驚かされます
販売価格
実際にBMWジャパンでもプレオーダーがはじまっていますが現時点で売価は公表されていません。
おおよその価格の予想ですが欧州で先に発表されたものが6万3905ポンド。
現在のレートで日本円に換算して971万円になりますが、日本で購入する場合にはi4のベースとなったガソリンエンジンのM440iグランクーペでも1050万なのでそれよりも高くなるのは確実だと思います。
電気自動車は今が買い時
世界的に100%クリーンエネルギーの電気自動車の推進が拡大している中ですがまだまだ購入するには価格が高くおいそれと買いかえるものではないですが、日本でも今年の8月にはEV補助金が増額され最大で80万円の補助金が出ます。
環境省が出してる適応車種を見るとまだi4シリーズは含まれていませんが時期に追加されると思います。
これには予算限度額が設定されているので、限度額に達した時点で終了となるため早めがいいようです。
ですが適応車種一覧を見ると、先に登録されている1900万越えのBMWi8クーペでも出る額は39万7千円w
同じような完全電気自動車でスポーツ仕様のアウディe-tronGTでやっと80万なので、補助される額は微妙なラインかもです…。