BMWG20、G21(新型3シリーズ)の値引き額についてのお話したいと思います。
売れ行きなどについては最近記事にしたところですが、実際の購入者に聞いた新車購入時の値引きを中心に、BMWG20(新型3シリーズ)の値引き額をメモしていきます。
目次
BMWG20(新型3シリーズセダン)購入者の値引き

それでは実際に購入された方から得た値引きを見ていきます。まずはG203シリーズセダンから。
グレード (本体価格) |
値引き 車両/オプション |
購入地域 |
---|---|---|
320i Mスポーツ | 込み100万 | 東京都 |
この方は、これまでに輸入車経験がなく、飛び込みでティーラーにて相談。そして二つのディーラーで数字をもらい競わせたそうです。…ただこれが出来るのは都心のみ。なかなか地方でディーラーが複数いるところは少ないでしょうから難しいでしょう。
グレード (本体価格) |
値引き 車両/オプション |
購入地域 |
---|---|---|
320d Mスポーツ | 100万/0 | 不明 |
こちらの方は、オプション一切なしのMスポーツのベースグレードでオーダー。ディーラーとは長い付き合いだったらしく交渉が容易だったようです。この方のようにディーラーの担当者と付き合いが長い場合は値引きの幅に余裕が出ることもあるという証拠。ま~担当者にもよると思いますけど・・・。
どちらも、発売開始から1年経過していない2019年の12月の値引き額の実績です。
ここがポイント!
100万値引きをひきだすためにはここがポイントになりそうです。
詳しくは別記事で解説します。
BMWG21(新型3シリーズツーリング)購入者の値引き

お次はG21、3シリーズツーリングを購入された方の実際の値引き額です。
大人気だったF31のフルモデルチェンジということで人気再燃かと思われましたが、思うほどあまり見かけないのが現状…。
はたして値引きは・・・
グレード (本体価格) |
値引き 車両/オプション |
購入地域 |
---|---|---|
320d xDrive ツーリング Mスポーツ | 0 | 東京都 |
この方の購入時期はツーリングが発表された2019年9月から3ケ月しか経過していない同年12月に購入。さすがに出たばかりの頃は大きな値引きが期待できないことを意味しています。価格もこの年にはまだ
この数字は先に出ていたG20(3シリーズセダン)の値引きが異常であったことも伺える数字です。
しかも2019年12月と言えば”あの事件”のあとですから、尚更、それまで値引いていた紐を一気に締め始めたと取れるでしょう。このあたりは後でご説明します。
グレード (本体価格) |
値引き 車両/オプション |
購入地域 |
---|---|---|
320d xDrive ツーリング Mスポーツ | 100万/0 | 東京都 |
もうこの頃になると、まだ1年経っていないにも関わらず同じ都内、同じグレードで100万値引き
何でも新しいもの好きでモデルチェンジ後にすぐに新車購入したい自分はちょっと嫌気が差してきますねw
ただしちょうど1年経過後の・・・↓
グレード (本体価格) |
値引き 車両/オプション |
購入地域 |
---|---|---|
320d xDrive ツーリング Mスポーツ | 0 | 東京都 |
同じ東京で、上3つと同じグレードでまさかの値引きゼロ!
けどこの購入者の方は、ざっっくり言うと大満足してるんです。それもこの方ははじめてのBMW購入らしく念願が叶っただけでご満悦な様子で、値引きなんてはじめから考えていなかったのでしょう。
要するにBMWG20、G21に限らず車購入の値引きは交渉次第
ということです!
値引き自体=値段、要するにこちらが支払うお金なわけで、少ない方がいいに越したことは無いけど、そこだけが車の価値ではないので値引きするもしないも、納得のいく値引き幅も結局は購入者本人の捉え方だということです。
G20(セダン)とG21(ツーリング)の平均値引き額

値引きゼロだった人を合わせると平均値引き額は47.5万円ほど。ゼロのひとは加えないで、実際にいくらか下は20万円~105万円値引きしてもらった人だけを見ると、67.8万円にもなり結構な額が望めることも予測できます。
ただし2019年のあの事件後のBMWは…
公正取引委員会の調査が入ったのは、G21(新型3シリーズツーリング)が発表されたときと同年同月の2019年の9月のことでした。
売れないBMWをディーラーに自社登録させ買わせていたとの疑いが掛けられた事件のことです。
何がこれの問題かというと、早い話が価格が新車よりも100万円近く値引きされて売られていた新古車ののことで、試乗車など一度でも登録してしまうと新車としては扱えないため新古車として販売するしかないためため、大幅に値引きされ新古車が異常なほど市場に溢れていた現状を問題視されたことです。
このことでタイミングさえ合えば、安く買えていた車両があったのです。その台数がこの公取が入った以降減っていると言われています。
G20の時にはどうにかなっていたことがここにきて一気に崩された形になったので、この事件で派手に値引きして台数ばらまくことが出来なくななったのは確かでしょう。
低金利キャンペーンでさえも、今後しないと本社から指示を受けていると地元のディーラーの担当者から聞いています。
それも不確実情報なので、実際これからどうなるかはわかりませんが、それが嘘だとは思えないのでそれが事実ならば今後は値引きに関しては、個人の事前の情報収集と交渉がものをいいそうです。