BMWは現存する4ドアクーペEVのi4シリーズのラインナップに3グレード目となるeDrive35を加えると発表しました。低価格帯のEVのグレードを増やすことで、2023年にはBMW総生産量の約半分をEVシェアに収めようとする計画の一環です。
エントリーモデルが加わることで、需要が増える可能性が見込まれます。
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まずは北米市場からi4 eDrive35

今販売されている4ドアクーペEV「i4」の主力はi4 M50
それに次いで用意されているi4 eDrive40のみとなっていますが、今回発表されたグレードはその一つ下となるeDrive35です。
まずはBMWの売り上げで大きなシェアを持つ市場である米国を皮切りに北米地域方面から受注を開始し、そのあと順を追ってほかの地域にも拡大される計画が打ち出されています。
パワートレイン
i4など最近のBMW EVに搭載されている最新の第5世代のBMW eDrive(バッテリーセル)テクノロジーはもちろんですが、
eDrive35の場合、バッテリー自体を小型化。
とはいえ蓄電容量は70.2kWhとされ、1回のフル充電で航続距離は490kmにも達し、モーターは後輪駆動で最大出力285ph、最大トルク40.8kgmを引き出してくれるので、街乗りとしては必要十分の性能です。
他の上位ラインナップと同じくBMWカーブドディスプレイを備えたインテリアなどは同じ。
まだまだ、おいそれとは買える気がしていなかったEVに売価を抑えたエントリーモデルが追加されることはユーザーとしては嬉しい。
日本へ来た時の価格が知りたいですね。