何かと大型キドニーグリルについて話題に事欠かない新型4シリーズの大型キドニーグリルを小型化する交換用のバンパーキットをドイツのカスタムパーツメーカーであるPRIOR-DESIGNが、開発中との情報を得たので、ここで解説してみます。
出典:PRIOR-Design
目次
開発者の言い分
Youtubeで発表されたのはドイツのPRIOR-DESIGNのデザインラフの段階。映像の中で話している人はここのデザイナーだと思われます。
翻訳して聞いたので合っているかどうかは確かではないということを前提に解説すると・・・
この人は「最初にこのフロントグリルを見たときに驚いた」と言っています。「今後BMWがこのグリルデザインを継続していくとしたら、何度か見ているうちに慣れてくるだろうし、否定はしないが個人的に好きではない。」と。
「今BMWの話になるのは大抵この大型グリルについてで、それだけでもデザインアイコンとして役に立っているとは思う」とも言っていますが…。まぁ世論は、ほとんどの人が同じ意見でしょう。
このようにフロントデザインだけ変更したいと考える人はけっこういると思います。
そこで「一般的にもこのような意見が多く、そうした人々と自分の嗜好を満たすために、自分たちがイメージした
“正しい形のフロント”
をデザインしようと考えたそうです。
問題点
バンパーごとグリルのために交換するとなると一番問題となるのは、あの大型化されたグリルの空力特性です。あの巨大な鼻穴から空気を取り入れエンジン冷却システムの一部としているのですから、当然グリルを小さくすればそのあたりも改良が必要だと思われます。
動画の中でこのデザイナーはグリルを小さくしても「バンパー下部のエアーダクトで問題なく流用できると言っています。」
本当かどうかは…ナゾです。どちらにしても正規品ではないので不具合があっても自己責任です。
まとめ
俺は変えない!
見た目ごっそり変えるならこの車じゃなくていい!
これが私自身の意見です。ま~CGのイラストを見る限り、M8にも似ていてカッコイイですが、私なら交換しませんね。
だって交換するくらいなら、他の車買うし、別にM4やM3でなくてもいいわけじゃないですか。
BMWじゃなくてもいいわけで。
通常のスタンダードなどSEクラスをMスポ使用にするくらいのキットならこれまでにもF世代でいくつも見ましたが、
ここまでくると単に実車のデザインを真っ向から否定しているだけで、カスタムの枠を飛び越えてます。
わざわざベースとなる新型4シリーズを選ぶ価値がなくなります。
しかも、実車が大きくカスタマイズされれば、当然売る際の価値は大幅に下がりリセールバリューが悪くなります。いくらくらいするのかはわかりませんが、カスタム費用掛けて価値下げるだけwww
当然のことながら正規純正品ではないので、これによる不具合が発生しても、せっかくかけてるディーラー保証は使用できないためすべて自腹www
わざわざこれ付けることを前提に新型4シリーズを買う意味がないです。
そこまでするならばそれ相応の覚悟が必要で、そこまでするのなら違うクルマ選んだ方が得策だと思います。
おそらく売れないでしょう。