9月に北京モーターショーで発表されていたBMWのEVブランド、iシリーズの時期4ドアクーペになることが示唆されていたコンセプトi4。
そのi4が2021年初頭にはドイツのミュンヘン工場で生産が開始されることが判明しました。
生産拠点をミュンヘン工場としたのは、EV生産には燃料エンジン車との同一ラインでは生産が出来ず、工場に大幅な回収が必要でした。
白羽の矢が立ったミュンヘンのBMW工場は今年7月から製造を休止。製造ラインの改修をすすめ、BMW工場で唯一のディーゼル、ガソリン、ハイブリッドと、フルEVのi4が同一ラインで製造が可能になりました。
このことで実際にお目見えするまでの期間は大幅に短縮されることと思います。
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気になるのはやっぱりここ!?
もうすでに販売が開始されている4シリーズのクーペやM3、M4の縦長の大型キドニーグリルの流れを組むこのフロントデザイン。
「もしや、またしても…」なんて、思っている人がほとんどでしょう。コンセプト4が発表されてからあれほど「こりゃないわ」という声が多かったけれどもあのデザインのままが4シリーズクーペに採用された経緯を見てもほぼ100%の確率でこのままいくと思われる。
エンブレムには今年2020年3月に23年ぶりに変更になった新しいBMWのロゴマークが配されています。このマークはコミュニケーションマークとしてウェブサイトや印刷物で用いられると当初言われており、車両や、ディーラーの内外装には使用されないと発表当初は謳われていましたが、ここへきてしっかり使用されています。
このことからこれから出るモデルはこの新しい透過ロゴマークが使われることを示しているのかもしれません。
しかしながら、みなが一番気にするフロントグリルを全く無視して流れるような横から見たこのラインとテールカッコよさはやっぱり健在!ここもテールやサイドから見たらとても美しい4シリーズクーペに共通するところがある。
好みは分かれると思うが個人的にはまったくもって変だとは思わず。むしろカッコイイ!
インテリアまで、このまま行くとは想像しがたいけど、この内装も俺好み。よく比較されるメルセデスベンツの最近の内装はディスプレイがすべてすべてタッチパネルでちょっと目の前にipadでも並べてあるだけかのような安っぽさを感じずにいられなかったが、
見よ!
この品のあるデザイン。これが今のBMWのセンスだ!新しいベンツのEやSの内装よりはるかにおしゃれだ。
要所要所に配された、メタルの部分に従来のクロームと、ピンクゴールドのような輝きを放つゴールドブロンズブレンドがめちゃくちゃシャレオツではないですか。
画像出典:BMWコンセプトi4公式
まとめ
完全EVの4ドアグランクーペとしてデビューする予定のi4であるからして電気モーターや充電などに話が集約されている記事が多かったので独自の視点から強烈なインパクトを持つルックスのデザインに焦点をあてて見ました。クーペ嫌いのセダン好きに評判のある8シリーズのグランクーペさながらの流麗なフォルムはやっぱりなんだかんだ言ってもカッコイイですね。