このところ3シリーズのLCI(後期型)といい7シリーズなどニューモデルが目白押しの中、兼ねてから22年内のリリースがうわさされていた新型X1の姿が6月に入って欧州で先行発表されました。
BMWの全ラインナップの売れ筋の中でランキング3位に入っている人気車種であるX1
(ちなみに2位は1シリーズ、1位は3シリーズセダン)
私自身のすごく気になっていたので詳細をお伝えしようと思います。
引用画像:BMW
目次
新型BMWX1のディテール
ぱっと見た目で真っ先に目に付くのが巨大化したキドニーグリル。
旧型よりもグリル内部のフィンがエッジのきいたメタルチックなグリルフィンになり、よりシャープになったDRLライト周辺と相まって顔つきの威圧感が増した感じがします。
サイドから見ると後方のホフマイスターキンクの処理は健在。
長さで53mm、全幅で24mm、ホイールベースで22mm、高さも44mm増していることから少しサイズアップしています。
内装は、最近出てくる新しいモデルに定番となっているBMWカーブドディスプレイがX1にも採用されています。
第一印象はやっぱカッコイイ!!
コンパクトSUV(BMWではSAV)カテゴリにしてはけっこうデカいな~っていう印象。
追加されるフルEV「iX1」
写真は当初からラインナップに追加されることが知らされていたフル電動自動車のiX1です。
最古出力313psのパワーをたたき出し、この図体の大きいボディを最高速度180kmを発揮します。
またバッテリーはフル充電で最大438kmの航続距離が確保できます。
M35iやPHV(プラグインハイブリッド)もラインナップ
ラインナップにはプラグインハイブリッドの「xDrive30e」も用意される見通し。
エンジンは直列3気筒の150psで前輪を駆動し、177psの電動モーターで後輪を駆動させ4WDとしたもの。
ここまで見ると、ますますX1シリーズも電動化が進んでくる兆しが見えます。ディーゼルはなくなるのでしょうか?
今のところディーゼルの情報は入っていません。
また、ハイエンドクラスとしてM35iも遅れて登場すると思われます。
日本発売日や価格
気になる価格ですが、現行モデルのX1でXLineで530万、Mスポーツパッケージで549万円。こちらが目安となると思いますが、昨今の新車はモデルチェンジのたびに価格が上がっているので、このままということはほぼ無いと予想されます。
また日本においての発売日ですが、これまでに出たモデルの流れから予測するに欧州で発表されたあと2~3ケ月後に日本デリバリーが開始されるので、22年に夏頃ではないかと思われます。