ようやくBMW新型3シリーズが発表された。待ちに待ったという言葉がぴたtり!「もうすぐ出る!」と噂されはじめてから約1年ほどたっていると思う。いったい何時?待っていた人も多い新型3シリーズのF30から追加された新機能や外観などを一緒に見ていきましょう。
出典:BMW Group
出典:AUTO WEEK
目次
コードネームG20
カムフラージュされたテストカーが公道を走り始めてからも何度か聞いていたコードネームG20は正式らしい。
そういう経緯で発表前にこれがわかるのか僕たち素人にはナゾ!?わざとBMW側が世間に認知度を高めるためにリークしていた!?とも考えられる。
外観
出典:CNET
BMWのプロダクトマネージャー、ステファン・ホーンによるとこの「クラスの車の中で最高レベル」を目指したらしい。
3シリーズのライバルとされるのはメルセデスのCクラス、レクサスのIS、アウディのA4といったところでそれらと比べて空力的に多くの批評があったと言われている。
現行型のF30も素晴らしくカッコイイものでわあるがそれら批判を元にさらに大胆な切込みが入ったサイドキールなどダイナミックな外観になったことが伺える。
横から見た印象は肉付きの良い現行のベンツCクラスを思い起こす。スポーティーな印象。
フロントの特徴は一段と大きくなったキドニーグリルと対照的により細くなったライト周り。現行F30よりいっそう精悍なイメージだ。LEDライトとデイライトは標準装備となっている。
出典:CNET
テールランプのラインはレクサスを想像させるつくりでかなり意識して作られた!?感じがする。
下部に勢いよく張り出したディフューザーの左右から張り出す丸型の大口径マフラーがリアビューをいっそうスポーティーに仕立てている。これはかなりカッコイイ☆彡
写真は330i。
内装
出典:CNET
インテリアはまずパッと見てインパネ周りがオールデジタルメーターパネルになりモニター部分が深くカーブが切られたダッシュボード中央にすっぽりと収まっておりすっきりとしたイメージだが
ステアリングのデザインがスポーティーになっていてアグレッシブなんだけれども洗練されたかなりまとまった印象の内装になっている。
サイズ
ボディサイズは
全長:4709mm
全幅:1827mm
全高:1442mm
ホイールベース:2851mm
と現行モデルに比べ全長で85mm、全幅で16mm、全高で1mm大きくなっているが、現行のF30が日本向けのものが横幅が若干小さくなっていたことを思うと日本で発売されるモデルは小さくなることも考えられる。
重量ではBMWのこだわりである、前後の重量配分の前後50:50は守られながら先代F30から55kgも軽くなっている。
パワーユニット
発売時にはディーゼルが2種類、ガソリンエンジンが1種類の選択になる。
通常最も量販されるであろう2リッター直列4気筒ディーゼル「320d」は190PS。
2リッター直列4気筒ガソリン「330i」は257PSで0-100km/hを5.8秒で加速する!!
発売から1年以内にプラグインハイブリッドを搭載する330eiも登場するとのうわさもある。
これは電気のみで56kmを走れるらしい。
新機能
BMWオペレーティングシステム7.0
出典:CarSifu
表示および操作システムが一新された。
見た目のデザインでは完全にデジタル化された。またこれまで評判が悪かったBMWのナビがドライバーに配慮された見やすく操作しやすいように改善がされている。
ナビゲーションの地図画面ではマップ情報のみならず、個別に設定できる情報表示のスペースが設けられるなどユーザー個々にあった個別の設定が可能。操作もiDriveコントローラー、タッチ操作、音声入力、ジェスチャーコントロールから自分の任意の操作方法に変更が可能になった。
パーソナルアシスタント機能
デリバリー時には人工知能(AI)を備えたインテリジェント・パーソナル・アシスタントシステムが導入される。
これがどういったものかというと「ヘイ、BMW、暑い!」と話しかけると、具体的な温度を言わなくても、温度設定を変更するらしい。
また、マイクロソフト社のクラウド型のOffice「Office365」と連携されていて車内で電話会議へ参加やメールの読み上げ機能の利用が可能。
ソフトウエアのアップデートはディーラーに車両を持ち込む手間をかけずに遠隔操作で新しい機能を追加することができる。
ここまでの装備が一般庶民に必要かどうかは!?だが…。
モデル・グレード
現在のF30でもいちばん人気の高い320dと、ガソリンエンジンの330iが主流になる。
また発表前からランナップに追加されると噂されていた最高の高性能グレードM340iもある。
価格
現在の欧州価格で日本円に換算するとおよそ500万円弱(車両本体)。
BMWの発表によると現行F30ではオプション設定であった装備の数々が標準となったことで割安になっているというのだが…。はっきりとした日本での発売が開始されるときの数字を見てよく検討したい。
デリバリーは2019年の3月からだが、予約は2018年11月から随時受け付ける。