BMW新型4シリーズのM4クーペコンペティションが、オートバイの世界選手権シリーズの2021年のMotoGPにセーフティカーとして供給されることが発表されました。
MotoGPとはいわゆるオートバイロードレースの、自動車レースで言うF1に匹敵する2輪レースの最高峰です。
新しいM5CSを投入するのは、第一次世界大戦後の時代から続いているオートバイ製造のBMW(現BMW Motorrad)との関係性を示すものと思われます。
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改めてM4コンペティションの性能
BMWの直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは510hpに強化されたM4コンペティション(通常M4は480hp)が選択されています。この車はトランスミッションも特別で「ドライブロジック」を搭載した8速「Mステップトロニック」
BMWセーフティーカーの歴史
最近では、AMG GTやF1参戦を表明したアストンマーティンがF1のセーフティーカーを供給したことで話題になったばかりですが、惜しくも2009年に起こったリーマンショック以降BMWはF1への参戦を辞めているので致しかたなく2輪レースだけにってのもあるかもしれませんね。
実戦に投入されるのは3月28日カタールで行われるMotoGP2021の決勝レース開幕戦らしいです。サーキットを走る姿がはやく見てみたいです!
よく見かけるF1ではなくとも、このM4が選ばれたことはG22(現行4シリーズクーペ)オーナーとしては、うれしい限りですね。
2019年に同じMotoGPのセーフティカーとしてM8(ラグジェアリークラスの2ドアクーペ)が起用された後なので、なおさら現行4シリーズクーペオーナーとして、M4(G82)が選ばれて嬉しいです
ま~正直言って4シリのMスポとM4ではモノも価格もまったく違いますけどねwww

BMWの新たな試みも
ベース車両はM4コンペティションですがセーフティカーにふさわしいように一部が改良されています。
主な変更箇所は、後部座席を取っ払い2シーター化。内部にロールバーの組みこみ。
点滅式のフロントライトへ変更。レーシングカー使用のクイックリリースボンネットラッチなどに変更されています。
また上の2019年のM8のセーフティーカーのようなこれまでBMWが維持していた「モータースポーツホワイト」に変わって、M4(G82)の発表時からカタログにも掲載されているサンパウロイエローのカラーリングを配した車両が選ばれるなど新たな試みもされています。