ヨーロッパではすでに発売が開始されていたBMWのSUVシリーズの中でミドルクラスに位置づけられるX3シリーズに内燃機関をもたない完全電気自動車(EV)であるiX3が日本でも発売されることが11月4日に発表されました。
ディーゼルよりも増してよい低燃費で先鋭的なEV車ですが、その性能と価格は見合っているのでしょうか?
目次
差別化されたEVの外観デザイン
ベースとなる外観のデザインはX3シリーズのままに、随所に電気自動車であることを外観からもわかるよう”青色”のパーツが、ミドニーグリルや、スポイラーの一部に示されるデザインになっています。
フロントとリアのBMWのマークの周りににも青いラインが施されているのがわかります。
電気自動車の場合エンジン冷却がいらないのでグリルは他のEV同様に多少の空気口が開いただけ!?の閉じられたものになっています。まあこのキドニーグリルはBMWのシンボルであって、いくらグリルが必要ないといってもこの箇所のデザインはそれほどかわらないでしょう。
ix3の内装
上の写真を見ても、エンジンのスタート&ストップボタンとシフトノブの一部に青が組み込まれています。そしてメーターパネル。
こちらはG世代のプラットフォームと思われるフルデジタルコックピットが採用されていると思われます。先に発表されていたドデカイグリルのiXのidrive画面とメーターパネルが一体化したBMWカーブドディスプレイに比べると自分としてはこちらの方が何か親近感が湧きますね。使い慣れているので実際操作性も良いでしょう。
ix3にはもちろんG世代から取り入れられているBMWコネクテッドドライブが標準装備されているので、iphoneをお持ちならばApple CarPlayとの連動でiphone上の音楽がidraive画面上で操作、聞くことができたりLINEやGoogleマップの操作も可能。もちろん手持ちのiphoneに電話が掛かればハンズフリーテレフォンが自動的に起動します。
またApple walletを登録してiphoneをスマートキーとして使うことができドアハンドルノブにかざすだけで開錠、施錠が行え、充電トレイに乗せてスタートボタンを押せばキーを持っていなくてもエンジン始動が可能です。
パワーは286ps、フル充電で航続距離460km
電気だけで動くエンジンのパワーは286psを発揮、これくらいのパワーがあれば走りはEVであることを忘れてしまうほど必要十分でしょう。
車体下部に設置されたリチウムイオン電池を満タンにしておけば航続距離460kmが可能。急速充電を利用する場合は70分ほどで80%まで充電が可能で、10分の急速充電で約80km航続可能距離を伸ばすことも可能なので急いでいるときに充電が足りなくなって充電スタンドに駆け込んで10分もあれば早急に対応も出来るでしょう。
一般の充電では0から100%まで充電するのに約8時間かかります。寝る前にはじめて朝起きたら完了している感覚です。
気になる価格は税込み862万円ww
ミドルクラスのBMWSUVシリーズでEVとくれば人気が出るのは予想がつきますが気になるのはそのお値段です!
やはり完全電気自動車ということで価格は税込みで862万円www
X3でこの値段wEVに拘ってもこれにこのお金は出す気は自分はしないですね。これに800万越え払えるのであればほかの車種買います!
それにX3シリーズの購買層ってそんな高価格帯の車おいそれと購入できる人は少ないと思います。だって862万円払える人は結局一回り大きい981万円のiXも買える人と同じ金銭的余裕の持ち主だと思いませんか?
たぶんそこまで売れない気がしてます。まだ今は…。