10月16日に日本で初公開となった新型4シリーズクーペの最上位グレードとなるM4クーペがM3セダンらと同じくして発表されました。未だに賛否両論ある大型キドニーグリルもいっそうアグレッシブなデザインになり3シリーズであるM3にまでも採用されています。
M4については、GT3レースに参戦しているレーシングカーのテストプログラムと同時にチューニングが施されるなどレーシングカーさながらのモータースポーツを体感できる仕様になっていいます。
まずは目につくキドニーグリルの存在。新型4シリーズクーペがワールドプレミアされたときに、話題をかっさらったドデカい縦に長く広がった大型キドニーグリルは健在。
しかもグリルの外枠のフレームをなくし、下位グレードのダイヤモンドスラットから横に太いボーダーラインを配し、さらに目立つ、よりスポーツ感覚をもった攻撃的なデザインが施されたものになっています。同じくM3にも共通のこのグリルが採用されています。
中身はというと新たに開発された3.0ℓ直列6気筒ツインターボエンジンで、最高出力480ps、最大トルク550Nm。
6速MTが組み合わせられています。またさらにパワーアップに施工されたコンペティションモデルがM4、M3ともに用意されており、そちらは510ps、650Nmを発揮し、8速のMステップトロニックトランスミッションが装備されます。
どちらもFRだが、将来的にM xDriveの全輪駆動システム搭載モデルが追加されることも公言されています。そのモデルでは4WD、4WDスポーツ、2WDの3つのモードが選択できるようになっているそうです。
しかし、フロントの挑戦的な印象とは違い、この斜め後ろからのリアビューは最高にカッコイイですね☆彡すぽーとかーなんだけどどこか品を感じます。
新型4シリーズクーペが発表されたときに批判の的となった大型キドニーグリルとは裏腹にこのリアテール周りのカッコよさはあまりBMWのことを知らなくて車好きではない人からもカッコイイと評判が高く、これまでのF32のほうがデザイン的に好みだという人が多い中でも、このリアデザインだけを移植できないものかという人がいるほどめっちゃ魅力的!
価格は優に1000万円を超えると思われ、あまり大衆向けではないからして、これが自分の選択肢に入ることはないけど…苦笑
本国ドイツで2021年の3月からデリバリーとされており、日本での発売日はまだまだ先の様子です。