コーディングとは?そもそも何かって?
お話を先にさせて頂きますと、最近の車はあらゆる箇所がコンピューターで制御されているのは周知のとおり。
もちろんBMW f30,f31でも例外ではなく、そのコンピューターにあかじめインプットされているデーターにアクセスして
デフォルトで設定されているものを変更してしまおうというものです。
ライトの照度やデフォルトの点灯からブレーキペダルを踏まずにエンジンスタート、はたまたレーン・デパーチャーの
ウォーニング機能を車線だけでなくカーブや芝などを境界線として認識させることなどけっこう細かに設定できます。
もちろんディーラーやショップではコーディング専用のキットを使って専門に請け負ってくれますが市販のコーディングソフトなどを購入して自分で行うことも可能です。どちらにせよどういったことがコーディングで可能なのかを知っておくことが大切です。
で、自分のやりたい内容を見つけるためのBMW、f30、f31オーナーがコーディングについて”知る”というのが今回のテーマです。
目次
bmw f30,f31 コーディング一覧
コーディングによっていろんなことが設定変更できるんですね。
ここではBMW F30、F31でできるコーディング一覧をまとめてみました。
その中でもこれは「やっておくと便利」っていう
おすすめのコーディングには★マーク入れておきました。
※F30/31のほかにF34,F32/33/36,F20,F22/23,F15,F56にも可能
コーディング項目 | 内容説明 |
---|---|
★デイライト | ライトONで点灯するエンジェルアイをデイライト発光させる iDrive画面でデイライトのON/OFF切り替えが可能に。 照度 (明るさ)の調整には別項目のコーディングが必要⇒デイライト照度変更 bmw f30 デイライト (標準DRL)の照度や車検、コーディングについて |
ナビ・走行中操作ロック解除 | TVキャンセラー「ナビスピードロック」を解除し走行中の操作や動画再生を可能にします。 |
ナビ・リーガルディスクレーマー解除 | エンジンを掛けたときにiDrive画面に表示される注意文を非表示 |
ナビ・スポーツディスプレイ表示 | アクセルを踏むと出力とトルクメーターが動きiDrive画面に表示。 F30系は標準装備の場合も |
ライト点灯時イカリング照度アップ | デフォルトは8%(デイライトの場合100%)まで減光されているライト時の発光輝度を変更 ただし、車検時に元に戻す必要あり |
バック連動助手席ミラー下降角度調整 | バックにシフトしたとき、助手席側のドアミラーが下を向く機能の角度の調整変更 |
ダイナミック・ブレーキライト感応度変更 | ブレーキを強く踏んだ時のリアブレーキランプのパッシング感度を設定 |
★ドアロック時ミラークローズまでの時間調整 | コンフォートアクセス時、ドアロック後長押しでミラーが格納されるのをドアロックと同期 |
ドアロック・アンサーバック(音調整) ※純正セキュリティ装備車のみ |
ドアロック/アンロック時に確認音を鳴らす Drive画面上で確認音のON/OFF切り替えが可能 |
ワンタッチターンシグナル回数変更 | ウインカーレバーを軽く動かすとウインカーが3回点滅する機能を任意の回数に変更 |
インパネにMパフォーマンスロゴ表示 | メーター内にBMWのロゴが表示されますが、それを 「M Performance」表示に変更 |
インパネにデジタルスピードメーター | メーター内にデジタルスピード表示 BCボタンで切り替えるメニューに項目が追加され、ボタンを押して表示がされる。 |
★デフォルト・エコプロモード エコプロモード設定がある車両のみ有効 |
エンジン始動時のデフォルト、コンフォートモードをエコプロモードにします。 |
アイドリングストップ・デフォルトOFF ※アイドリングストップ装備車のみ |
通常エンジン始動時に有効になっているアイドリングストップをデフォルトでOFFにします。通常とは逆にOFFボタンを押すことで有効になります。 |
アイドリングストップ・前回設定記憶 | エンジン停止時のアイドリングストップ機能の状態を記憶 エンジン始動時に前回停止時に記憶しておいたアイドリングストップ機能の状態になります。(アイドリングストップ機能をOFFでエンジンを停止した場合、次回エンジン始動時もアイドリングストップ機能はOFF) エコプロモードデフォルトにしているとこの設定は無効 |
シートベルトアラーム音消去 | シートベルト非装着時のアラーム音をOFFに設定 メーター内に表示されるシートベルト非装着警告灯は点灯したままにも設定可能 |
バックゴング消去 | バック時のコング音のOFFに |
エアコン オン・オフ状態記憶 | エンジン停止時のエアコンの状態を記憶 、次回のエンジン始動時に記憶したエアコン設定になります。 |
ヘッドライトウォッシャー停止 ヘッドライトウォッシャー装備車のみ |
ヘッドライトウォッシャーの機能を無効化できます |
ドアオープン時ウィンドウ・ワンタッチクローズ有効化 | ドアオープン時のワンタッチクローズを有効化 通常、ドアオープン時、パワーウインドウのワンタッチクローズは動作しません。(ワンタッチオープンは動作します) |
ブレーキペダルを踏まずにエンジンスタート ※Active Hybridは不可 |
ブレーキを踏まずにエンジン始動 |
★パワートランクリッド運転席側ボタンでクローズ有効化 ※F31などリアゲートのオートオー プン&クローズボタンが装着されている車両 |
運転席のトランクボタンでリアゲートのオートクローズも動作するように設定。 |
レーダークルーズコントロール・デフォルト車間距離調 ※メーカーオプション装着車のみ |
車間距離設定を4段階に設定可能 |
レーン・チェンジ・ウォーニング作動開始速度調整 | レーンチェンジウォーニングの発動速度を変更 |
レーン・デパーチャー・ウォーニング機能拡張 ※メーカーオプション装着車のみ |
車線以外にカーブや芝.も道路の境界線として認識させるようにパラメータを変更 |
ナビ起動時アニメーション変更 ※iDriveがNBTタイプナビの場合のみ |
iDriveが起動する際のアニメーションのパターンを変更 |
WiFiでナビに接続し音楽再生 ※iDriveがNBTタイプナビの場合のみ |
ConnectedDriveにWifi機能を追加 |
時刻補正GPS連動 | iDriveのメニュー/設定̲時計で時刻自動調整のON/OFFを設定 |
オートライト感度変更 | オートライトの感度を調整・設定変更 |
バルブチェック キャンセル | 各種バルブをLED化した場合のエラーを回避するためチェックをキャンセルします。 |
ローンチコントロール | ローンチコントロールの機能を有効化 |
アンビエントライトとメーター照度の連動解除 | アンビエントライトのon/off横にあるメーターパネル照度とアンビエントライトの連動している明るさを解除し、それぞれで設定可能にします。 |
★エンジン停止後ドアオープンでiDriveの電源OFF | 通常、START/STOPボタンを1回押しでエンジン停止、もう1回押してiDriveの電源がOFFになるところをSTART/STOPボタンを1回押しでエンジン停止後、ドアオープンでiDriveの電源をOFFになるよう設定 |
燃料タンク残量の警告値変更 | 燃料不足のアラームを出す残燃料を任意の値に変更 |
Bluetooth接続時の電話着信音をストリーミング | iPhoneとBluetooth接続時に電話がかかってかかってきたときに車側のベル音でなく、iPhoneに設定されている着信音がなるように設定 |
ConnectedDriveにUSBビデオ再生機能を追加※iDriveがNBTタイプナビの場合のみ | iDRIVEにインポートしなくても直接USBメモリから音楽・動画を再生 |
トラベルコンピュータの自動リセット時間の調整 | 4時間リセットを8時間に変更 |
フォグライトをヘッドライトと連動して点灯 | フォグライトをヘッドライトと連動して点灯※この設定でフォグライトスイッチでの点灯は不可に |
ウェルカムライト フォグランプ同時点灯 | ウェルカムライトでフォグランプ同時点灯に設定 |
フォグライトをコーナリングライトとして使用 | フォグライトをコーナリングライトとして設定 ライトモードがオートの場合のみ作動 |
コンフォートアクセス(リアゲート)動作時間変更 | キックしてからすぐに反応するように設定変更 デフォルトの0.7秒⇒0.0秒 |
コンフォートアクセス(リアゲート)動作時のハザード点滅無効化 | コンフォートアクセス(リアゲート)動作時にはハザード点滅を無効化 |
フロントウインカーのUSコーナーマーカーON | USコーナーマーカーとONに設定 (ライト点灯時にフロントウインカーが点灯) |
スポーツ+モード有効化 | スポーツ+モードを有効化 |
ボリューム ポップアップ表示 | 操作をするとボリュームがポップアップ表示されるよう設定。 |
バックゴング音の変更 | バック時のゴング音を BMW i, Mini や Rolls Royce に変更できま す。 |
★デイライト照度変更 | ライトOFFのときにデイライト照度を変更 |
だいたい、ショップやディーラーで依頼すると1項目が4000円~1万円前後と少々高め
尚、車検時とか不具合時にコーディング内容を一度リセットするとすべてが治るということもあるらしくそんなときは、せっかくやったコーディングも消えてしまうことになることもあるようです。
次回は、そのコーディングについて自分でコーディングソフトやアプリを使ってやる方法を
ご紹介します。↓