BMWに乗り継いでいる人はよく知っていただろうオイル漏れ。BMWの「故障が多い」イメージが張り付いていた一因にもなったであろう周知の事実だった。
第六世代である現行のF30のになってからは後期型になってからも昔ほど故障の声は聞こえなくなった感じがあるが、ついにF30でもオイル漏れの事例が確認された記事があったので紹介します。
【関連記事】
目次
ビーエム定番!?のオイル漏れとは
オイル漏れダラダラと落ちてこないので、気づくまでに時間がかかるしそれでも一気にオイルの量が減るわけではないので気が付いても放置しがちになる。
先代のE90に乗っていた自分はE系モデルはオイル漏れの事例は頻繁に起こっていたので、私ももちろん!?例にもれもれず被害にあっていた(笑)
車検の時に劣化していたバキュームポンプまで交換したのに、そのあとも車を止める駐車場から出ると必ずまるでオネショのようにアスファルトの上にくっきりと着いたオイル漏れの跡。おそらくオイルパンから漏れていたのだろう。
ただしこれも先代のEシリーズの話でなので、今の3シリーズF30やF31では起こりにくくはなっているように思います。
F30、F31のオイル漏れ
F系では全く聞かなくなったと思っていたオイル漏れも、ちょこちょこ出始めたらしい…。ま~後期型も出てもうすぐ新型が出る寸前ですから、出回っている車種の年代などを考慮すると仕方がないと思える程度だと感じます。
でもあきらかにF30、F31の世代では症例は少なくなっていると思うのが自分の印象です。
起こりうる症状と点検箇所
ほぼオイルフィルターハウジングからの漏れと、タペットカバーパッキンの不具合によるもの。
定番中の定番オイルパンからの漏れも注意が必要です。が、しかし海外の輸入車の多くはこのパッキン系が日本車と比べると軟弱のようでそこらの漏れることが多いよう。
エンジンオイルパンがプラスチック製となりまして外す事にもとても神経を使います。BMWに限らず輸入車のパッキン ガスケット類は正直 耐久性に難があります…
出典:[ORANGE WOLF]ミンカラ・ブログ
オイル漏れ事例
ここではショップさんで紹介されていたBMW F30、F31のオイル漏れ修理の事例を紹介します。
交換したのはタービンからシリンダーブロック間のオイルホース
・モデル:F30 321i Mスポーツ
・初年度登録日:2014年
出典:グーピット
やはり、すでに4年くらい経過するとオイル漏れも起こりやすくなるという症例かもしれません。
オイル漏れの原因と予防策
オイル漏れの起こりうる原因としてよく言われているのがオイル交換との関係です。
オイル交換の頻度とオイル漏れとに関連性があることはディーラーのメカニックの人も語るほど関連性がかなりあると思われます。
結論から先に申し上げますとオイル漏れ予防に効果があるのは
頻繁なオイル交換だそうです!!
原因はエンジン内部に残った燃焼しきれなかったブローバイガスを逃がす仕組みがエンジン内にはあるのですが、まあまりに汚れたオイルにはスラッジと呼ばれるすすなどを含んだ成分が、ブローバイガスを逃がす邪魔をするためにエンジン外部に排出されずに蓄積されてエンジン内の圧力が高まり、弱いパッキンなどからオイル漏れが起こるのだそうです。
このことからもわかるように常にきれいなオイルにしておくだけでもかなり効果があるようです。
最近の輸入車もオイル交換の目安は約2年(10.000km)とかなり長くなっているし、日頃から気に留めていなくてもインターバルで警告がでて知らせてくれるので、そのときくらいは最低でも交換する必要がありでしょう。
【関連記事】
オイル漏れの修理費用
オイル漏れが起こってしまった場合の修理費用は
パッキン類のみの漏れだけ~フィルターハウジング、それか両方でも
だいたい
5万円くらい。多少お釣りがくるくらいでしょう。
これを考えたら1、2年に一度のオイル交換なんてフィルターも交換したとしても10,000円~15,000円程度で済むので
経済的です。
定番と言われるBMWのオイル漏れも頻繁にオイル交換することで防げるならやらない理由はありません。
【関連記事】